モエギノセンプー（1996年生、母ナスノホシジョー）

モエギノセンプー（1996年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャン（当時8歳）と交配したナスノホシジョーが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は大成牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方39戦7勝2着4回。1998年のコスモス賞(オープン)で3着に入った他、1998年のウィナーズチャレンジに勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

石本義孝厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

4月9日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

5月19日、中5週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のキャップボーイをアタマ差制して初白星を挙げた。

6月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1100m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月21日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月5日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグスケールから1馬身半差の2着に敗北した。

8月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（旭川ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマークプロテクターに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのコスモス賞（札幌芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で五十嵐冬樹騎手（6戦2勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

9月24日、中2週で迎えた8戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で五十嵐冬樹騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

10月22日、中3週で迎えた9戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のシンセイライデンに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

11月4日、中1週で迎えた10戦目は、2歳オープンの札幌3才特別（札幌(地)ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったカミワザから2馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中2週で迎えた11戦目は、米川昇騎手を鞍上に迎えて、2歳G3の北海道3歳優駿（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3歳（1999年）

4月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、酒井章騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの陽春特別（門別ダート1200m 雨/重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月11日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の北斗盃（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は米川昇騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた14戦目は、3歳オープンのペガサス特別（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（8戦2勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月24日、中3週で迎えた15戦目は、4歳（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（9戦2勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた16戦目は、3歳オープンのアルキオネ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた17戦目は、登別マリンパーク特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた18戦目は、やまべメロン特別（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のワイビールイスに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（2000年）

4月26日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた19戦目は、豊平峡特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木国明騎手（5戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月10日、中1週で迎えた20戦目は、美香保特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木国明騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアドマイヤウイルをクビ差制して優勝

5月25日、中1週で迎えた21戦目は、サッポログランドビア特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木国明騎手（7戦3勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

6月21日、中3週で迎えた22戦目は、早来カマンベール特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木国明騎手（8戦3勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、アルデバラン特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は米川昇騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったスギノルドルフから1馬身差の2着に敗北した。

7月18日、中1週で迎えた24戦目は、北島三郎特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダービーワイルドから1馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた25戦目は、ノーザンクロス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（9戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた26戦目は、鵡川ししゃも特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月7日、中9週で迎えた27戦目は、厚賀特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（11戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた28戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、沼の端特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のクラローレルに1馬身半の差をつけて制した。

5歳（2001年）

5月3日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田和久騎手（1戦1勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月10日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた30戦目は、松本隆宏騎手を鞍上に迎えて、幌平橋特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のホッカイタフターンに1馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

5月30日、中2週で迎えた31戦目は、創成川特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本隆宏騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた32戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、北海道生搾り特別（札幌(地)ダート1700m 雨/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた33戦目は、ドウベー特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた34戦目は、プレアデス特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月5日、中5週で迎えた35戦目は、愛別きのこ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月16日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた36戦目は、穂別特別（門別ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は松本隆宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（2002年）

4月29日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた37戦目は、板倉範明騎手を鞍上に迎えて、えりも風の館特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた38戦目は、豊平川特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板倉範明騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた39戦目は、ソメスサドル特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板倉範明騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた40戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、日本軽種馬協会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。