クリノモンテローザ（2009年生、母ツキヒメ）

Kurino Monte Rosa

2009.03.01

クリノモンテローザ（2009年3月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋アルプスの高峰群」。毛色は栗毛。種牡馬のリンカーン（当時9歳）と交配したツキヒメが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方15戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の「ファイナルとく戦」。

経歴

デビュー前

高本友芳厩舎（福山）へ入厩。

3歳（2012年）

12月1日、デビュー戦は岡崎準騎手を鞍上に据えて、3歳戦の「本日IPAT全レース発売中!」とく戦3（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。馬体重は489kg。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のグレイトディッパーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月8日、連闘で迎えた2戦目は、3歳戦の「ファイナルとく戦」（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のテレフォトグラフに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2013年）

1月5日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた4戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

2月17日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は一杯になって14着に終わった。

5月11日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg戻して迎えた6戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟芝1400m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の荒川峡特別（新潟芝2000m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた8戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の長万部特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

7月23日、中3週で迎えた9戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、手稲山ミヤマスミレ賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

8月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、伊藤千尋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

8月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた12戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤千尋騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のアクレジタルに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

9月18日、中2週で迎えた13戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、スパークエンブレムに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

10月1日、中1週で迎えた14戦目は、すながわスイートロード賞（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

10月31日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤千尋騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るドラゴンダッシュを自慢の末脚で3/4馬身差し切って制した。

11月13日、中1週で迎えた16戦目は、ありがとう「福山競馬」記念賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤千尋騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

12月25日、中5週で迎えた17戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、ろうばい賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

5歳（2014年）

1月8日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上B2（園田ダート1230m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた19戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、ヘラクレス座特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

3月17日、中5週で迎えた21戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサクラロードに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月26日、中5週で迎えた22戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎北斗騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。

6月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（3戦0勝）。15頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

6歳（2015年）

5月23日、約11か月半の休養明けで迎えた25戦目は、的場勇人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず15着に終わった。