クリュティエ（2014年生、母キョウエイハツラツ）

クリュティエ（2014年2月1日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ギリシア神話でヒマワリとなった水の妖精」。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時11歳）と交配したキョウエイハツラツが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。2019年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)に勝利した他、2019年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ノルマンディーオーナーズクラブにて総額1,000万円（2.5万×400口）で一口馬主が募集された。

松山将樹厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

1月29日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

2月26日、中3週で迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

3月20日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

6月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴山雄一騎手（2戦0勝）。17頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

7月30日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で柴山雄一騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

9月2日、中4週で迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。

12月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

4歳（2018年）

3月11日、約3か月の休養明けで迎えた8戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月21日、中5週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は山本康志騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のシーライオンに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月19日、中3週で迎えた10戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月7日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月18日、中5週で迎えた12戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本康志騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた13戦目は、サラ系障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本康志騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

5歳（2019年）

2月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた15戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は山本康志騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

4月6日、中7週で迎えた16戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、サラ系障害4歳以上オープン（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。3着に入った。

5月4日、中3週で迎えた17戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内晴/良）に出走。鞍上は草野太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月13日、中9週で迎えた18戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本康志騎手（7戦1勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のブレイクスピアーをクビ差制して優勝

8月31日、中6週で迎えた19戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（8戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月15日、中5週で迎えた20戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（9戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月7日、中7週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本康志騎手（10戦2勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6歳（2020年）

2月16日、中9週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝3170m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で山本康志騎手（11戦2勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。競走中止となった。