サンレイデューク（2008年生、母サンレイククイン）

サンレイデューク（2008年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋公爵」。毛色は鹿毛。種牡馬のデュランダル（当時9歳）と交配したサンレイククインが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡野牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害29戦5勝2着2回。2017年の中山グランドジャンプ(JG1)で2着に入った他、2014年の東京ハイジャンプ(JG2)に勝利するなど、重賞2勝を挙げた。

経歴

デビュー前

高橋成忠厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

12月25日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

3歳（2011年）

2月12日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

6月11日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月19日、連闘で迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

8月6日、中6週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は難波剛健騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた7戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月18日、中1週で迎えた8戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮し、4着に入った。

4歳（2012年）

1月21日、約4か月の休み明けで迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は難波剛健騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月25日、中8週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のビービースカットをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

6月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月8日、中2週で迎えた12戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で難波剛健騎手（5戦1勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月2日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

9月23日、中2週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた14戦目は、障害3歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は難波剛健騎手（6戦1勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のハクサンに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月25日、中8週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた15戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。14着に敗れた。

12月8日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2013年）

1月12日、中4週で迎えた17戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月3日、中6週で迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のハクサンをクビ差制して3勝目を掴み取った。

3月23日、中2週で迎えた19戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月30日、約8か月半の休養明けで迎えた20戦目は、イルミネーションジャンプステークス（中山障害芝3570m 晴/良）に出走。鞍上は難波剛健騎手（7戦2勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月21日、中2週で迎えた21戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/稍重）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（8戦2勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2014年）

3月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（9戦2勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンノプロジェクトから2馬身差の2着となった。

4月19日、中5週で迎えた23戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で難波剛健騎手（10戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月7日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、青富士ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3100m 雨）に62kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で難波剛健騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月28日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた25戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で難波剛健騎手（12戦2勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた26戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で難波剛健騎手（13戦2勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のエーシンホワイティをクビ差制して重賞ウィナーの称号を勝ち取った。

12月20日、中9週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた27戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 小雨/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で難波剛健騎手（14戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（2015年）

3月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた28戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で難波剛健騎手（15戦3勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライズロイヤルをハナ差制して2つ目の重賞タイトルを獲得した。

4月18日、中4週で迎えた29戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で難波剛健騎手（16戦4勝）。15頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月18日、約6か月の休養明けで迎えた30戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で難波剛健騎手（17戦4勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

8歳（2016年）

10月16日、約12か月の休養明けで迎えた31戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で難波剛健騎手（18戦4勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月23日、中9週で迎えた32戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は13戦連続で難波剛健騎手（19戦4勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9歳（2017年）

3月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で難波剛健騎手（20戦4勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

4月15日、中4週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた34戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は15戦連続で難波剛健騎手（21戦4勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオジュウチョウサンから3馬身半差の2着となった。

10月15日、約6か月の休養明けで迎えた35戦目は、J・G2の東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 雨/重）に出走。鞍上は16戦連続で難波剛健騎手（22戦4勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月23日、中9週で迎えた36戦目は、J・G1の中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は17戦連続で難波剛健騎手（23戦4勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10歳（2018年）

3月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた37戦目は、J・G2の阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で難波剛健騎手（24戦4勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月14日、中4週で迎えた38戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り曇/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は19戦連続で難波剛健騎手（25戦4勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。