シンボリデンバー（1997年生、母ハイアンビション）

シンボリデンバー（1997年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスホール（当時11歳）と交配したハイアンビションが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方25戦4勝2着6回。主な勝ち鞍は2001年の一般C4 C5。

経歴

デビュー前

石毛善彦厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月8日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

11月4日、約9か月半の休み明けで迎えた3戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に終わった。

4歳（2001年）

2月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた4戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のエプソムプレマシーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月8日、中2週で迎えた5戦目は、徳江涼騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた6戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳江涼騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた7戦目は、一般C5（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシャインタイカンに1馬身半の差をつけて2勝目を手にした。

5月3日、中3週で迎えた8戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャインタイカンからクビ差の2着に甘んじた。

6月3日、中3週で迎えた9戦目は、久保田政弘騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた10戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャインタイカンから1馬身半差の2着に敗北した。

7月15日、中2週で迎えた11戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（4戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドゼウスに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月11日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた13戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C4（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた14戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクソードから2馬身半差の2着となった。

10月20日、中2週で迎えた15戦目は、もみじ特別（高崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた16戦目は、いちょう特別（高崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月24日、中2週で迎えた17戦目は、かえで特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったコジーンノホシから2馬身差の2着に敗北した。

12月2日、連闘で迎えた18戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（2002年）

1月2日、中3週で迎えた19戦目は、初夢特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は久保田政弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったホッカイシュンミョから1馬身差の2着に敗北した。

1月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（4戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月1日、中2週で迎えた21戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、光徳賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に入った。

2月8日、連闘で迎えた22戦目は、一般C（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（8戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた23戦目は、風神賞（足利ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（9戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサイコートップから半馬身差の2着となった。

3月24日、中2週で迎えた24戦目は、あんず特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた25戦目は、幸の湖賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（10戦3勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に入った。

5月26日、中6週で迎えた26戦目は、一般C3（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒカリクレバーに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6月7日、中1週で迎えた27戦目は、竜頭賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（12戦4勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月30日、中2週で迎えた28戦目は、一般C3 C4（高崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（6戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。