タケデンアラジン（1994年生、母タケデンアオバ）

タケデンアラジン（1994年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のタケデンビクトリー（当時7歳）と交配したタケデンアオバが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）安藤牧場。戦績は、地方41戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は1998年の海原特別(一般C1三以下ハンデ)。

経歴

デビュー前

溝邉正厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1997年）

4月4日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は498kg。7頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月8日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターイチユウに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月28日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のレインボーモナコに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

6月9日、中1週で迎えた4戦目は、4歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクライムオンコースに5馬身の差をつけて3勝目を手にした。

6月25日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦3勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったレインボーアルファから1馬身差の2着に敗れた。

7月6日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月29日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月22日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダリア特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月10日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、3歳戦の山茶花特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のカトレア特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月15日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の初雪特別（船橋ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（1998年）

1月4日、中2週で迎えた12戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、’98船橋ジョッキーズグランプリ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

2月10日、中4週で迎えた13戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入った。

3月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（10戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のマウイノリコをクビ差制して制した。

3月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（11戦4勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は大友勝利騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大友勝利騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6月29日、中8週で迎えた18戦目は、あじさい特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は矢内博騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

7月28日、中3週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の九十九里特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず最後はサンデーギャロップと並んで5着同着となった。

8月13日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の海原特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（12戦4勝）。6頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のホクトマーブルに1馬身の差をつけて5勝目を手にした。

8月26日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた21戦目は、アルファード特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は矢内博騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

11月25日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた22戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢内博騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

12月16日、中2週で迎えた23戦目は、一般C1三ア（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢内博騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

5歳（1999年）

6月16日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた24戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢内博騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のクインジュニアスをクビ差振り切って休養明け初戦を制した。

6月30日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で矢内博騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、一般C1四（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で矢内博騎手（8戦1勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢内博騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた28戦目は、一般C1五（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で矢内博騎手（10戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1五六七（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で矢内博騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6歳（2000年）

4月5日、約4か月の休み明けで迎えた30戦目は、一般C2五（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で矢内博騎手（12戦1勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、3着に入った。

4月24日、中2週で迎えた31戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（13戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオデスペラードから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月23日、中3週で迎えた32戦目は、紅花特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（14戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

7歳（2001年）

7月2日、約13か月半の休み明けで迎えた33戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、伸びてきたアルティメイト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月31日、中3週で迎えた34戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた35戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月23日、連闘で迎えた36戦目は、盆踊り特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は勢いを失って14着に敗れた。

9歳（2003年）

2月11日、約18か月の休養明けで迎えた37戦目は、米谷康秀騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

3月26日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた38戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず最後はパワーウィングと並んで8着同着となった。

4月11日、中1週で迎えた39戦目は、篠田剛孝騎手を鞍上に迎えて、一般C3一ア（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた40戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で篠田剛孝騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

6月5日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた41戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で篠田剛孝騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。