トップシーン（2013年生、母アズサアンドベリー）

トップシーン（2013年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウイングアロー（当時18歳）と交配したアズサアンドベリーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）フォレブルー。戦績は、地方37戦5勝2着9回。主な勝ち鞍は2017年のヤングジョッキーズTR盛岡第2戦(一般C1)。

経歴

デビュー前

桜田浩三厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2015年）

8月2日、デビュー戦は大坪慎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は461kg。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のウマノジョーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月5日、連闘で迎えた4戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、2歳（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したツネオーを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

9月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（3戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3歳（2016年）

4月17日、約7か月の休養明けで迎えた6戦目は、3歳戦の江刺桜まつり賞（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の盛岡・玉山合併10周年記念賞（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたマイネルシュロス決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

5月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のベロナ賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の西和賀町錦秋湖湖水まつり賞（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた10戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の横手十文字さくらんぼまつり賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた11戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の綾鷹賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず5着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の未知の駒会希望郷いわて国体応援（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B1一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたレオパラス決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

9月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったブライティアマンボに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

9月18日、中1週で迎えた17戦目は、希望郷いわて国体開催記念金ケ崎町賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1九（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、シンソウノマドンナに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

11月14日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林凌騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したサファリを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

12月31日、中2週で迎えた24戦目は、わくわくドカーン賞（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で小林凌騎手（9戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のキューノキセキに1馬身半の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

4歳（2017年）

1月9日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた26戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（10戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のライブリーソングに3馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（11戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のウインアイフォースをクビ差振り切って優勝

5月15日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（12戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったヒロノブライアンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月3日、中2週で迎えた30戦目は、宮古・室蘭フェリー就航決定賞（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（13戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた31戦目は、ロイヤルパレード賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林凌騎手（14戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したクインズトロブラボに半馬身届かず2着となった。

7月17日、中3週で迎えた32戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、ジャパンジョッキーズカップ第1戦（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（15戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したホホエムオンナに半馬身届かず2着に敗北した。

8月15日、中1週で迎えた34戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR盛岡第2戦（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るトウカイチャームを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って制した。

9月4日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた35戦目は、いわての森林の感謝祭賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小林凌騎手（16戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

11月11日、中9週で迎えた36戦目は、パステルベル賞（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（17戦2勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた37戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。