カリビアンセレブ（2006年生、母カリビアンボイス）

カリビアンセレブ（2006年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時7歳）と交配したカリビアンボイスが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、地方12戦3勝2着2回。2008年の’08ゴールドジュニアーで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

太田進厩舎（小林）へ入厩。

2歳（2008年）

7月10日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、若干遅いペースで一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るフジマサペガサスを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月18日、中9週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの’08ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮したが、3着に終わった。

3歳（2009年）

9月15日、約12か月の休養明けで迎えた3戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた4戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた5戦目は、渋谷区特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた6戦目は、一般C1十 C2四（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

11月30日、中3週で迎えた7戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマンガンオペラオーに1馬身3/4の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。

12月30日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定のハンデ戦の一般C1 C2（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力でしぶとく粘り込んで、最後は2着のイシノマドンナをクビ差振り切って3勝目を奪取した。

4歳（2010年）

1月18日、中2週で迎えた9戦目は、ウエルカム2010賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦2勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた10戦目は、初午特別（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（3戦2勝）。15頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

3月1日、中3週で迎えた11戦目は、春雷特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で繁田健一騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったオペラテンシにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

3月15日、中1週で迎えた12戦目は、三条特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で繁田健一騎手（5戦2勝）。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったアドマイヤシェルパにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。