ウエルカム2010賞

レース展開

ナリショーキングが一団を引き連れる展開、そのすぐ後ろにビスカスラインが取り付く

ナリショーキングが先陣を切る形となり、リードを1馬身ほどキープして一団を牽引。単独の2番手にビスカスラインが続く。その直後、エイワレディングが3番手の絶好位につける。続いて、アドマイヤシェルパは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはダイワオードリー。その1馬身後ろ、モナクランベルは中団前目。プリミティーヴは中団馬群の真ん中付近を追走。ファイアリハーンとダイワデュークは中団後方の位置。その後ろ、デザートコジーンが10番手。そのあと、ヤマニンライラが11番手。ファンキードラゴンは後方5番手に控えて前方各馬をうかがいながらの競馬。アポロクリードは後方4番手に控えて虎視眈々と機をうかがう。後方2番手の位置で息を潜めて力をタメるのはプリックアップとカリビアンセレブ。どん尻にティーエムヒロインがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ウエルカム2010賞、エイワレディングが稟性のレースセンスを活かした見事な走りで勝つ！

先頭はナリショーキングでリードは1馬身。単独の2番手にビスカスラインが続く。その直後、エイワレディングが3番手。そのすぐ後ろ、アドマイヤシェルパが4番手。1馬身離れて、モナクランベルが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、絶好位にいたエイワレディングが鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に2馬身の差をつけてトップでゴールに入った。2着には、11番手の位置から素晴らしい伸び脚で急追したプリックアップが続き、2着とクビ差の3着には、同じく11番手の位置から瞬発力に優れた末脚を繰り出した1番人気のファンキードラゴンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたダイワデュークが入線、さらに半馬身差の5着には、2番手にいたビスカスラインが食い込んだ。2番人気のアドマイヤシェルパは好位にいたがいいところなく6着に敗れた。