モナクランベル（2006年生、母ケイアイポップス）
Monarch Run Bell
2006.02.02
モナクランベル（2006年2月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時19歳）と交配したケイアイポップスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は村上牧場。戦績は、地方51戦6勝2着11回。2009年の’09桃花賞(牝)で2着に入った他、2011年の霜月オープン(一般A)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、上村清志から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ホースラインによって315万円で落札された。
秋吉和美厩舎（大井）へ入厩。
2歳（2008年）
7月10日、デビュー戦は酒井忍騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は471kg。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。
8月14日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナカザルビューティに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。
9月19日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は一杯になって4着に敗れた。
10月10日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた4戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の世田谷区特別（大井ダート1400m 雨/重）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るサザンクロスラリーを凄まじい末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。
10月26日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、2歳戦のはくたか特別（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。
12月5日、中5週で迎えた6戦目は、2歳戦のみずどり特別（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。13頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。
12月31日、中3週で迎えた7戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳S1のオークス（優駿牝馬）（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。
3歳（2009年）
1月22日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳オープンの’09桃花賞（大井ダート1600m 内回り 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、メジャーサイレンスに交わされて2馬身半差の2着となった。
2月20日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。
9月17日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、爽秋賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。
10月21日、中4週で迎えた11戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、オパール賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。
12月3日、中5週で迎えた12戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、ディセンバー賞（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に終わった。
12月30日、中3週で迎えた13戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。
4歳（2010年）
1月18日、中2週で迎えた14戦目は、ウエルカム2010賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に終わった。
4月19日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、おとめ座特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤博紀騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。
5月17日、中3週で迎えた16戦目は、おうし座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。
5月31日、中1週で迎えた17戦目は、万緑特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に終わった。
6月28日、中3週で迎えた18戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、夏越茅の輪くぐり特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のライトオブマリアに4馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。
7月25日、中3週で迎えた19戦目は、蝉時雨特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルキーチーフから2馬身差の2着に敗北した。
8月8日、中1週で迎えた20戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、葉月特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のミナミゼファーをクビ差制して4勝目をゲットした。
8月28日、中2週で迎えた21戦目は、りんどう特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったパラダイスプラムから半馬身差の2着に敗北した。
9月19日、中2週で迎えた22戦目は、ゲタリンピック特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月3日、中1週で迎えた23戦目は、マリーゴールド特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルキーチーフからクビ差の2着に甘んじた。
10月31日、中3週で迎えた24戦目は、ハロウィン特別（福山ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は松井伸也騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月20日、中2週で迎えた25戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、酉の市特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のテンテンマルスをハナ差制して5勝目を奪取した。
12月12日、中2週で迎えた26戦目は、シクラメン特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒメキミに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。
12月25日、中1週で迎えた27戦目は、キャンドルライト特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（5戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
5歳（2011年）
1月15日、中2週で迎えた28戦目は、睦月特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったウィークリーショウからアタマ差の2着に甘んじた。
1月23日、連闘で迎えた29戦目は、春の雪特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月13日、中2週で迎えた30戦目は、牝馬限定地方重賞のクイーンカップ（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月27日、中1週で迎えた31戦目は、鞆・町並ひな祭特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラストターブロウから1馬身差の2着に敗北した。
3月13日、中1週で迎えた32戦目は、春うらら特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（7戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったバーディラッシュから半馬身差の2着に敗北した。
3月28日、中1週で迎えた33戦目は、春らんまん特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月11日、中1週で迎えた34戦目は、花吹雪特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月24日、中1週で迎えた35戦目は、さくら鯛特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクホウオーからクビ差の2着となった。
5月7日、中1週で迎えた36戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、芸術文化のまち尾道特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。
5月23日、中1週で迎えた37戦目は、オッズパーク賞（福山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月4日、中1週で迎えた38戦目は、安芸の小京都竹原特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月13日、連闘で迎えた39戦目は、みなづきスプリント（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハードフォーレルからクビ差の2着に甘んじた。
7月2日、中2週で迎えた40戦目は、虹特別（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアポロコマンダーから1馬身半差の2着となった。
7月10日、連闘で迎えた41戦目は、天の川スプリント（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月6日、中3週で迎えた42戦目は、はづきスプリント（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（10戦2勝）。4頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。3着に敗れた。
8月29日、中2週で迎えた43戦目は、彦山特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（8戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月12日、中1週で迎えた44戦目は、サファイアオープン（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（11戦2勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月26日、中1週で迎えた45戦目は、秋風特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルクパナシアから2馬身差の2着となった。
10月23日、中3週で迎えた46戦目は、ぎんなん特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（12戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月7日、中1週で迎えた47戦目は、しずない産米「万馬券」特別（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（13戦2勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月19日、中1週で迎えた48戦目は、霜月オープン（福山ダート1250m 曇/不良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月4日、中1週で迎えた49戦目は、冬籠り特別（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月18日、中1週で迎えた50戦目は、夢と元気があふれるまち三次特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（14戦2勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
6歳（2012年）
1月15日、中3週で迎えた51戦目は、牝馬限定地方重賞のクイーンカップ（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。