レース展開

ブラックタイフーンが主導権を握る形となり、後続との差を1馬身ほどキープして馬群を牽引。単独の2番手にナリショーキングが続く。その後ろ、モナクランベルが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、タケノヘイローは好位に収まる。先団後ろのポジションにいるのはモエレハナオー。その1馬身後ろ、フォージドジョリーは中団前目。ファンキードラゴンは中団馬群の真ん中付近を追走。ヴィーヴァマティニは中団後方の位置取り。続いて、トーマスとダイワオーダーが9番手。そのあと、タカイチデジタルが11番手。カクテルラウンジは後方5番手に控えて機を待つ。マーシャルソングは後方4番手に待機して前方各馬の動きを静観。後方3番手でじっくりと折り合いに専念するのはテンジンミナトオー。後方2番手の位置でひっそりと脚を溜めるのはニコラスバローズ。最後尾にプリックアップがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ディセンバー賞、ヴィーヴァマティニが中団後方からシャープな差し脚を弾けさせて前方の各馬をまとめて交わす

先頭はブラックタイフーンでリードは1馬身。単独の2番手にナリショーキングが続く。そのあと、タケノヘイローとモナクランベルが3番手。1馬身離れて、モエレハナオーが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、3番手から抜け出したのはタケノヘイロー。そのまま押し切る態勢だったが、9番手にいた2番人気のヴィーヴァマティニが異次元の末脚を炸裂させてタケノヘイローを差し切ると、最後は半馬身の差をつけて勝利をモノにした。2着のタケノヘイローから3馬身差の3着には、逃げ粘ったブラックタイフーンが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたフォージドジョリーが入線、さらに半馬身差の5着には、2番手にいたナリショーキングが食い込んだ。1番人気のファンキードラゴンは中団にいたが伸びきれず6着に敗れた。