ウィンイモン（2013年生、母キャンベルイモン）

ウィンイモン（2013年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「勝利＋冠名」。毛色は栗毛。種牡馬のグラスワンダー（当時18歳）と交配したキャンベルイモンが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は坂牧場。主な勝ち鞍は2017年の鉄道で楽しむ!ちばの旅賞（No.3）(一般C2三四)。

経歴

デビュー前

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

10月10日、デビュー戦は木幡初也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は416kg。17頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、6着に入り込んだ。

3歳（2016年）

1月11日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に終わった。

2月21日、中5週で迎えた3戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3月27日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は井上敏樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5月7日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り雨/重）に出走。鞍上は伴啓太騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

6月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた7戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

7月31日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた8戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、3歳B7（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、勝ったアイトラッキングに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月28日、中3週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた9戦目は、3歳B8（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のアレグロイモンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の富山県畜産振興協会長賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アイトラッキングにクビ差交わされて2着に惜敗した。

9月18日、連闘で迎えた11戦目は、3歳戦のらむし☆沙梨奈さん結婚記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、バーニングマンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

9月27日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（4戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた13戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のアレグロイモンに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月11日、中4週で迎えた14戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた15戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2017年）

1月9日、中3週で迎えた16戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2017年船橋ケイバ開幕記念（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったオルデトワールに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月8日、中3週で迎えた17戦目は、一般C3六七（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露したが、3着に終わった。

3月16日、中4週で迎えた18戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったスティングルーヴにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4月14日、中3週で迎えた19戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三ア（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた20戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハイパーエンジェルに4馬身の差をつけて3勝目を収める

6月21日、中6週で迎えた21戦目は、京成ホテルミラマーレ盃（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月24日、中4週で迎えた22戦目は、野沢憲彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したドントウォーリーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般C3（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で野沢憲彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラクルースに6馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

9月4日、中3週で迎えた24戦目は、鉄道で楽しむ!ちばの旅賞（No.3）（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で野沢憲彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、驚異的な末脚を炸裂させて、最後は2着のサルガッソに1馬身半の差をつけて順当に勝利した。

9月27日、中2週で迎えた25戦目は、佐原特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で野沢憲彦騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したオルデトワールに3/4馬身届かず2着に敗北した。

10月23日、中3週で迎えた26戦目は、霜降賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で野沢憲彦騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたヴィットリオ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月5日、中5週で迎えた27戦目は、鉄道で楽しむ!ちばの旅賞（No.16）（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野沢憲彦騎手（5戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

5歳（2018年）

3月16日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、牝馬限定のハンデ戦のツグミ賞（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で野沢憲彦騎手（6戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた29戦目は、ダイヤモンド賞（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野沢憲彦騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた30戦目は、牝馬限定のハンデ戦のカルガモ賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で野沢憲彦騎手（8戦2勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天賦のガッツでゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

5月28日、中3週で迎えた31戦目は、足袋蔵のまち行田賞（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で野沢憲彦騎手（9戦2勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた32戦目は、ビールで乾杯♪船橋ハートビールナイター☆（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で野沢憲彦騎手（10戦2勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

8月13日、中7週で迎えた33戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた34戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた35戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四五（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた36戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C2三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

11月19日、中5週で迎えた37戦目は、一般C2（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は保園翔也騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

12月25日、中4週で迎えた38戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、ポインセチア特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

6歳（2019年）

1月11日、中1週で迎えた39戦目は、一般C3二三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。