ドミノハート（2016年生、母ブリリン）

Domino Heart

2016.03.17

ドミノハート（2016年3月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「連鎖、圧倒＋心」。毛色は栗毛。種牡馬のディープブリランテ（当時7歳）と交配したブリリンが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はフジワラフアーム。主な勝ち鞍は2020年の一般C2四五。

経歴

デビュー前

石井勝男厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2019年）

12月13日、デビュー戦は本橋孝太騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（2020年）

1月7日、中3週で迎えた2戦目は、2020年 船橋ケイバ開幕記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったサトノマーキスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

2月10日、中4週で迎えた3戦目は、一般C3十一（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモエレレジェンドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月12日、中3週で迎えた4戦目は、一般C3五六（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るウラカンを目の覚めるような末脚で3/4馬身差し切って制した。

4月3日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2九十（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

4月17日、中1週で迎えた6戦目は、ハコフグ記念（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた7戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

9月14日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、カンガルー賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3三四（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヤクールに1馬身半の差をつけて3勝目をつかんだ。

10月26日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のリュウノユタカに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月2日、中4週で迎えた11戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシルフィウムに1馬身の差をつけて5勝目を手にした。

5歳（2021年）

1月12日、中5週で迎えた12戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（4戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着に入った。

2月9日、中3週で迎えた13戦目は、一般C2三四（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（5戦3勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。