オンザサニーサイド（2005年生、母サニーサイドアップ）

オンザサニーサイド（2005年5月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ジャズの曲名より。陽光の上」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時11歳）と交配したサニーサイドアップが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝2着1回、地方41戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般B4-2。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

久保田貴士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

2月17日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったヤマタケプリンセスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月6日、中1週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に敗れた。

8月30日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1400m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に敗れた。

11月4日、中5週で迎えた6戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、プロキオン特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したヨシヴァーティカルを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた7戦目は、一般C1-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた8戦目は、シリウス特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に敗れた。

12月16日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1-4（金沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で米倉知騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4歳（2009年）

1月5日、中2週で迎えた10戦目は、一般C2-2（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で米倉知騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月7日、約3か月の休養明けで迎えた11戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で米倉知騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた12戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般B4-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

5月10日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、シリウス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は米倉知騎手（6戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた14戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般C1-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサマーグロリアスを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

6月15日、中2週で迎えた15戦目は、一般B4-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般B4-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のダイワウィークをアタマ差振り切って2勝目を掴み取った。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

8月23日、中5週で迎えた18戦目は、誠生誕35周年記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

9月20日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた19戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は加藤和義騎手（4戦2勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた20戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（6戦2勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3-3（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた24戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般B3三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

5歳（2010年）

1月21日、中5週で迎えた25戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた26戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、山口竜一!また笠松に来てね（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた27戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般C4（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚研司騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた29戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、笠野励杯!!（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた30戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた31戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた32戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた33戦目は、一般C6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた34戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は島崎和也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた35戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、マックル賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた36戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた37戦目は、一般C6（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

7月8日、連闘で迎えた38戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚研司騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた39戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた40戦目は、山本茜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C8（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

9月8日、中3週で迎えた41戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C9（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月15日、連闘で迎えた42戦目は、牝馬限定の一般C8（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた43戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は山本茜騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

10月7日、連闘で迎えた44戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本茜騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた45戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C10（名古屋ダート1400m 小雨/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた46戦目は、牝馬限定の一般C14（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。