マノレア（2020年生、母ガンダーラプソディ）

マノレア（2020年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「たくさんの喜び(ハワイ語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドシップ（当時11歳）と交配したガンダーラプソディが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は錦岡牧場。主な勝ち鞍は2024年の芽生すずらん群生地賞(一般C4-3)。

経歴

デビュー前

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

2月5日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。

2月26日、中2週で迎えた2戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

4月26日、中7週で迎えた3戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の春和特別（笠松ダート1400m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月10日、中5週で迎えた4戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

7月22日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌大騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

9月10日、中6週で迎えた6戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したボンジュールリーゼを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

9月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

10月2日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したプリマウェイにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2024年）

3月12日、約5か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

5月22日、中9週で迎えた11戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、芽生すずらん群生地賞（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクセモノに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月5日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C3 C4-1（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったアイゼンヴァンドにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、江差かもめ島まつり賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた14戦目は、つかさなかので賞（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

デビュー前

川島雅人厩舎（北海道）へ入厩。

8月7日、デビュー戦は松井伸也騎手を鞍上に据えて、新冠ライオンズクラブ賞（門別ダート1000m 雨/稍重）に出走。7頭立ての8番ゲートからスタート。出走取消となった。

8月21日、中4週で迎えた15戦目は、3歳以上C3 C4-1（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた16戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3 C4-1（門別ダート1000m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエムティウノに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月17日、中1週で迎えた17戦目は、メランポジューム特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたフレアリングアーク決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月2日、中1週で迎えた18戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、国立公園のまち日高町特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着を確保した。

10月29日、中3週で迎えた19戦目は、サザンカ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。