セブンシーミノル（2014年生、母セブンシークィーン）

セブンシーミノル（2014年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「七つの海＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のエンパイアメーカー（当時14歳）と交配したセブンシークィーンが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。主な勝ち鞍は2019年の一般C7。

経歴

デビュー前

中舘英二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

12月3日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

3歳（2017年）

1月28日、中7週で迎えた2戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

4月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。

6月10日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

10月18日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた5戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、日高山脈イドンナップ岳賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るナツコダチを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月29日、中7週で迎えた7戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、ヤマニンミモレットに交わされて1馬身半差の2着となった。

4歳（2018年）

1月9日、中1週で迎えた8戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るチュウワカレントを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

1月23日、中1週で迎えた9戦目は、若草特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で筒井勇介騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた10戦目は、マックル賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で筒井勇介騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のディスタンクシオンに2馬身の差をつけて1番人気に応えた。

3月9日、中3週で迎えた11戦目は、ヒヤシンス特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で筒井勇介騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた12戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、岐阜初!鮪しゃぶしゃぶ★かじ木（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

7月11日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた13戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、来週土曜は競馬場でサッカー観戦（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

7月26日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた14戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シビップに交わされて1馬身差の2着となった。

8月15日、中2週で迎えた15戦目は、なつめ爆誕二周年記念（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で水野翔騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のヒルノコートドールをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月21日、中4週で迎えた16戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、萩特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったラニカイブルームに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月2日、中1週で迎えた17戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のアモーレをアタマ差振り切って断然の支持に応えた。

10月19日、中1週で迎えた18戦目は、大菊特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた19戦目は、海津資材杯（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で藤原幹生騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシンゼンアイルに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中1週で迎えた20戦目は、まねき馬倶楽部in笠松競馬場（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水野翔騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したタイキビルダーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月14日、中2週で迎えた21戦目は、流葉賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた22戦目は、OKB大垣共立銀行ピピット杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野翔騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5歳（2019年）

1月25日、中3週で迎えた23戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、還暦にズバリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた24戦目は、紅梅賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったウインコンツェルトに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

6月7日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、友ちゃんバースデイ・イヴ記念（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヴィクトアリーに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月5日、中3週で迎えた26戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた27戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったツーエムアーマーに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

8月14日、中3週で迎えた28戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るミツアキヒボタンを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて1番人気に応えた。

8月30日、中1週で迎えた29戦目は、平湯峠特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。

9月13日、中1週で迎えた30戦目は、一般B5 C3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた31戦目は、木下智史の決戦は金曜日!（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（8戦2勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手に欠いて3着に敗れた。

10月25日、中3週で迎えた32戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた33戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた34戦目は、一般C5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は東川慎騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。