ニシノトヨタカ（1997年生、母チヨノマツカゼ）

ニシノトヨタカ（1997年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時8歳）と交配したチヨノマツカゼが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方20戦8勝2着3回。主な勝ち鞍は2002年の一般C2。

経歴

デビュー前

松田正弘厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1999年）

9月11日、デビュー戦は藤井正輝騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

9月19日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

10月9日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。17頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

3歳（2000年）

8月29日、約9か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳戦の蛭ケ野賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤井正輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

4歳（2001年）

4月24日、約8か月の休養明けで迎えた7戦目は、鈴木徹平騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1300m 小雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた8戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C6ロ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C6ニ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のユキノクエーサーをクビ差制して待望の初白星を挙げた。

5月22日、連闘で迎えた10戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木徹平騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C6（上山ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月17日、中1週で迎えた12戦目は、一般C6ニ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアサカスティンガーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C6イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダンサージョーに2馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

7月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C6（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月24日、連闘で迎えた15戦目は、一般C5ハ（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のシズカアウトローに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月13日、中2週で迎えた16戦目は、青葉城特別（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（6戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月14日、中8週で迎えた17戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で板垣吉則騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5ハ（上山ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で板垣吉則騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニシノホマレをクビ差制して5勝目を獲得した。

12月3日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた19戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた20戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルグハイヌーンから2馬身半差の2着となった。

12月31日、中1週で迎えた21戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったエフテースキップから3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2002年）

1月7日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカバンガードに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月11日、中4週で迎えた23戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線に入ると、前で粘るスギノパワーアップを上がり0位の末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

3月4日、中2週で迎えた24戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したインターストリーアを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月19日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のガールハンターに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。