ライプブロッサム（2002年生、母フレッシュユキ）

ライプブロッサム（2002年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋花」。毛色は栗毛。種牡馬のデュラブ（当時20歳）と交配したフレッシュユキが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は鹿行牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方29戦9勝2着6回。主な勝ち鞍は2004年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鹿行牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

7月27日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月15日、中6週で迎えた2戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のブルボンストリークをクビ差制して初白星を挙げた。

3歳（2005年）

8月18日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、一般D3-3（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマキノロマンに3馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

8月31日、中1週で迎えた4戦目は、3歳戦のプレセベ特別（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったフォーチュネイターから3/4馬身差の2着となった。

9月25日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

10月5日、中0週で迎えた6戦目は、3歳戦のヒヤデス特別（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマキノロマンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（2006年）

6月14日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた7戦目は、JA富川ルシナ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。

7月12日、中3週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた8戦目は、アルフェラッツ特別（旭川ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のリバイブに3馬身の差をつけて優勝

7月26日、中1週で迎えた9戦目は、ケンタウルス特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（6戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月14日、中6週で迎えた10戦目は、カルストンライトオ賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（7戦3勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた11戦目は、地方重賞の道営スプリント（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（8戦3勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた12戦目は、馬人特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎光行騎手（9戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャンハイワールドを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

11月1日、中1週で迎えた13戦目は、門別プロパンガス事業協同組合特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮崎光行騎手（10戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キラメキパスワードに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2007年）

5月2日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた14戦目は、一般C4-2（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は11戦連続で宮崎光行騎手（11戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフレアリングキングを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて久々の実戦をモノにした。

5月22日、中2週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた15戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、地方重賞のエトワール賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月14日、中2週で迎えた16戦目は、ソングオブウインド賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（12戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルブンシャンハイから2馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中3週で迎えた17戦目は、日本軽種馬登録協会特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（13戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた18戦目は、キッケンクリス賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（14戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のリスティアグリーに8馬身の差をつけて6勝目を手にした。

8月15日、中2週で迎えた19戦目は、サッポロクラシック特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮崎光行騎手（15戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラサクセスに4馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

8月28日、中1週で迎えた20戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮崎光行騎手（16戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラドランマーベルから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた21戦目は、十勝軽種馬農業協同組合特別（旭川ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮崎光行騎手（17戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6歳（2008年）

4月29日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた22戦目は、日高建設協会特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮崎光行騎手（18戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた23戦目は、日本軽種馬登録協会特別（札幌(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宮崎光行騎手（19戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ヤマノトレジャーにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

6月3日、中1週で迎えた24戦目は、アンドロメダ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮崎光行騎手（20戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月15日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、グッバイ濱崎淑博特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアメリカンゲストに2馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

10月10日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた26戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般B4（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた27戦目は、一般B3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルタカシャインに5馬身の差をつけて9勝目をマークした。

7歳（2009年）

1月1日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、笹木美典騎手を鞍上に迎えて、一般B3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

1月12日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた29戦目は、第二小卒祝成人特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹木美典騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた30戦目は、清流四万十特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で笹木美典騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。