オオオヤブン（2014年生、母スティッチ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別敏朗から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、幅田昌伸によって604.8万円で落札された。

3歳（2017年）

5月20日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

9月16日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、4着に入った。

4歳（2018年）

1月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた3戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、ミスターロマンスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

1月24日、中2週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた4戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のブリッツシュラークに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月13日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニホンピロマークに約11馬身の大差をつけて断然人気に応えた。

3月7日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクラシカルレディに9馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月10日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

12月16日、約6か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5歳（2019年）

1月27日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

2月2日、連闘で迎えた10戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

5月18日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

6月21日、中4週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた12戦目は、ナイター競馬女子会特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を披露したが、3着に終わった。

7月10日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、兵庫馬事畜産特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のギャラクシーエクスに1馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

8月2日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた14戦目は、サンケイスポーツZBAT!賞御堂筋特別BB2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のハニーロコガールを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

8月28日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（6戦5勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のアフターミーに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月20日、中2週で迎えた16戦目は、ナツメ賞（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（7戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のガレットショコラに1馬身3/4の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月17日、中3週で迎えた17戦目は、円山川特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（8戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のタッチアコードに2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月12日、中3週で迎えた18戦目は、加古川くつした特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（9戦8勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るデンコウアリオンを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

12月5日、中2週で迎えた19戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の園田金盃（園田ダート1870m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6歳（2020年）

1月3日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ地方重賞の新春賞（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は下原理騎手（10戦9勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月5日、中4週で迎えた21戦目は、姫路しらさぎ特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（11戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のタラニスに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

3月10日、中4週で迎えた22戦目は、Jpn3の黒船賞（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で下原理騎手（12戦10勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

4月15日、中4週で迎えた23戦目は、仲春特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（13戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエネスクに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月5日、中2週で迎えた24戦目は、地方重賞の兵庫大賞典（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

6月5日、中3週で迎えた25戦目は、芒種特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（14戦11勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7歳（2021年）

3月3日、約9か月の休み明けで迎えた26戦目は、スミレ賞（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（15戦11勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

3月25日、中2週で迎えた27戦目は、弥生特別（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（16戦11勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

4月13日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、そのたんお誕生日記念 4歳以上特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（17戦11勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5月14日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた29戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、ナイター開幕第10回SKNフラッシュ8カップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

8歳（2022年）

3月2日、約9か月半の休養明けで迎えた30戦目は、早春特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は笹田知宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた31戦目は、ハナミズキ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

5月6日、中3週で迎えた32戦目は、そのだライオンズガバナー記念杯（園田ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は笹田知宏騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた33戦目は、初夏特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

2022年6月2日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。