フナツプレジデント（2012年生、母ミスホーチミン）

フナツプレジデント（2012年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスターリングローズ（当時15歳）と交配したミスホーチミンが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）新生ファーム。戦績は、地方17戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の篠崎仁彦勤続30年記念(一般C2十十一)。

経歴

デビュー前

東眞市厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2014年）

6月8日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。4頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミヤノレジェンドに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月6日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天与の闘志で諦めることなく走り切ったが、3着に終わった。

8月17日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のヒカルマコに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

8月31日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンの佐賀プリンス賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

3歳（2015年）

5月5日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

5月21日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、3歳戦の「AIR DOスペシャル」特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木国明騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた8戦目は、鬼花火10周年記念賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木国明騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したスターギャルにクビ差届かず2着となった。

6月18日、中1週で迎えた9戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のネイチャーシュシュに5馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

7月23日、中4週で迎えた10戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた11戦目は、浦河町ショシベツの滝賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1000m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は桑村真明騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るオムスビをクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

4歳（2016年）

1月22日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた14戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

2月18日、中3週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた15戦目は、宮森実さん退職おめでとう記念（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のオープンアームに1馬身半の差をつけて5勝目を掴み取った。

4月14日、中7週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた16戦目は、篠崎仁彦勤続30年記念（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオープンアームに3馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

5月2日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。競走中止となった。