ベニノマーメイド（2016年生、母オリオンザブラック）
Benino Mermaid
2016.03.22
ベニノマーメイド（2016年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人魚」。毛色は鹿毛。種牡馬のバトルプラン（当時11歳）と交配したオリオンザブラックが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は川上牧場。主な勝ち鞍は2019年の立秋特別(一般C1二)。
経歴
デビュー前
田島寿一厩舎（川崎）へ入厩。
3歳（2019年）
1月4日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユールに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。
1月28日、中2週で迎えた2戦目は、3歳戦の初不動賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンダーキングに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。
6月14日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳戦の天道虫賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に敗れた。
7月4日、中2週で迎えた4戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の半夏生賞（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。
7月23日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のジュライフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ロンリーウェイに交わされて1馬身半差の2着となった。
8月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の胡蝶蘭特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のナイアプルミエールに2馬身の差をつけて3勝目を収める
8月22日、中1週で迎えた7戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、立秋特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサムシングクールに4馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。
10月23日、中8週で迎えた8戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのサルビアカップ（川崎ダート2000m 晴/重）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、若干緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。
11月17日、中3週で迎えた9戦目は、脳波怪獣 ギャンゴ杯（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。
12月19日、中4週で迎えた10戦目は、株式会社よみうりランド創業70周年賞（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は西啓太騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、アイオロスに交わされて1馬身差の2着となった。
4歳（2020年）
1月3日、中1週で迎えた11戦目は、千客万来特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（2戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。
1月28日、中3週で迎えた12戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、ヴィクトリーチャレンジ（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に敗れた。
3月2日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、「ご縁の国しまね」特別（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦1勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。
8月11日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から35kg戻して迎えた14戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、風鈴特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。
8月28日、中1週で迎えた15戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、はだの表丹沢森林セラピーロード認定記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。
9月16日、中2週で迎えた16戦目は、明鏡止水賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は篠谷葵騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。
10月15日、中3週で迎えた17戦目は、才華爛発賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。
11月11日、中3週で迎えた18戦目は、猪突猛進賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は西啓太騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。
12月15日、中4週で迎えた19戦目は、大磯港にぎわい交流施設完成記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。
5歳（2021年）
1月4日、中2週で迎えた20戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、末広がり特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。
1月25日、中2週で迎えた21戦目は、雪化粧特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。
2月9日、中1週で迎えた22戦目は、アメジスト特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はバテてしまい14着に終わった。
2月26日、中1週で迎えた23戦目は、古岡勇樹騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の梅林特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。
3月5日、連闘で迎えた24戦目は、啓蟄特別（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古岡勇樹騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。
4月28日、中7週で迎えた25戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、スピカ賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。
5月17日、中2週で迎えた26戦目は、行人坂賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で福原杏騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。
6月9日、中2週で迎えた27戦目は、大木天翔騎手を鞍上に迎えて、浅草賞（大井ダート1000m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。
6月28日、中2週で迎えた28戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、キャンサー賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。
7月16日、中2週で迎えた29戦目は、花氷特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。
8月2日、中1週で迎えた30戦目は、池谷匠翔騎手を鞍上に迎えて、アニラジといえば、音泉だね!賞（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。
8月16日、中1週で迎えた31戦目は、all at once賞（大井ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（5戦3勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。
9月10日、中3週で迎えた32戦目は、2020サブノジュニアJBC 賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は池谷匠翔騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。
9月22日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1二三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池谷匠翔騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
10月8日、中1週で迎えた34戦目は、ネットケイバアプリ秋アップデート記念賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池谷匠翔騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。
10月31日、中2週で迎えた35戦目は、藤田凌騎手を鞍上に迎えて、ほうおう座特別（大井ダート1000m 雨/重）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。
6歳（2022年）
2月11日、約3か月半の休養明けで迎えた36戦目は、一般C2一二三（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は一杯になって16着に終わった。
3月11日、中3週で迎えた37戦目は、八ツ瀬川賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。
デビュー前
澤佳宏厩舎（大井）へ入厩。
4月22日、中5週で迎えた38戦目は、後藤蒼二朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。
デビュー前
澤佳宏厩舎（大井）へ入厩。
5月13日、デビュー戦は後藤蒼二朗騎手を鞍上に据えて、一般C2一二三（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての4番ゲートからスタート。出走取消となった。
8月17日、約4か月の休み明けで迎えた39戦目は、一般C2五六（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。