シゲルブチョウヅキ（2008年生、母ジャンレーヴ）

シゲルブチョウヅキ（2008年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋部長付」。毛色は栗毛。種牡馬のチーフベアハート（当時15歳）と交配したジャンレーヴが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は谷口牧場。戦績は、地方24戦7勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の3歳以上C1-4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、谷口牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場され、森中蕃によって262.5万円で落札された。

九日俊光厩舎（佐賀）へ入厩。

3歳（2011年）

7月2日、デビュー戦は山下裕貴騎手を鞍上に据えて、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。馬体重は461kg。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のリネンオブローに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月17日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシゲルフクサンジに2馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

8月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

9月10日、中3週で迎えた5戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエアベンダーに1馬身の差をつけて優勝

9月17日、連闘で迎えた6戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の薩摩街道串木野宿賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた7戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のハナノスティーブに3馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

11月25日、中6週で迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

4歳（2012年）

1月2日、中1週で迎えた10戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた11戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

2月28日、中2週で迎えた13戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

4月22日、中7週で迎えた14戦目は、花まつり特選（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は山下裕貴騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた15戦目は、端午特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして、最後は2着のクイーンセレニティに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

5月12日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のオリオンザドーターに1馬身半の差をつけて6勝目をつかんだ。

5月27日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C1-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（7戦4勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のブユウデンを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

6月17日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミスファイアーに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月30日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（9戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

7月16日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた20戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（10戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚で猛進したが、セルシウスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

7月29日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で山下裕貴騎手（11戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ミヤノストリートにハナ差交わされて2着に甘んじた。

8月19日、中2週で迎えた22戦目は、サードニックス特選（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山下裕貴騎手（12戦5勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C1-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山下裕貴騎手（13戦5勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったコパノモーニングに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月30日、中3週で迎えた24戦目は、アイオライト特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山下裕貴騎手（14戦5勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。