バイカルフォンテン（1998年生、母ブゼンヤヨイ）

バイカルフォンテン（1998年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエブロス（当時12歳）と交配したブゼンヤヨイが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は（有）登別上水牧場。戦績は、地方35戦4勝2着4回。2000年の平和賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

波多野高次厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2000年）

6月30日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は449kg。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月20日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のリガメントミライに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月24日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のシングンオペラに3馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

11月29日、中4週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞の平和賞（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったノトテイオーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月18日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の冬苺特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

3歳（2001年）

2月6日、中6週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞のブルーバードカップ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

3月21日、中5週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞のしらさぎ賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦2勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の春蘭特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦2勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた9戦目は、3歳ハンデ地方重賞のクラウンカップ（川崎ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦2勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月30日、中4週で迎えた10戦目は、矢内博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーベラ特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり7着に終わった。

7月26日、中7週で迎えた11戦目は、3歳戦のゆり特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤祐樹騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

4歳（2002年）

1月1日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般C1三イ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（9戦2勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

2月7日、中4週で迎えた13戦目は、一般C1二イ（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（10戦2勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1三（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（11戦2勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

3月28日、中3週で迎えた15戦目は、アクアマリン特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（12戦2勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1一二（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（13戦2勝）。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1三ア（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（14戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや速いペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

7月2日、中7週で迎えた18戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（上山ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた19戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、松田明彦様新築記念（上山ダート1700m 小雨/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた20戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、がんばれ!かみのやま（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた21戦目は、一般B1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部大地騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月1日、中1週で迎えた22戦目は、それいけ!かみのやま高洋堂印刷所杯（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部大地騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた23戦目は、それゆけ!かみのやま競馬（上山ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部大地騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた24戦目は、宮城県岩沼中学校S45年卒業羊駿会特別（上山ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で服部大地騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた25戦目は、村田哲、薫ハッピーウェディングステークス（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で服部大地騎手（5戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた26戦目は、たかともワンダーファーム賞（上山ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で服部大地騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月15日、中6週で迎えた27戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた28戦目は、一般A2（水沢ダート1800m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（2003年）

4月5日、約3か月の休み明けで迎えた29戦目は、菅原幸弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた30戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイカトリニティから4馬身差の2着となった。

4月27日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったレオアピールから4馬身差の2着に敗北した。

5月31日、中4週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた32戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったビッグキャンドルから9馬身差の2着に敗北した。

6月14日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月12日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオガユメミサチヒメに7馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。

8月23日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた35戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のガッサンファイターをクビ差制して4勝目を挙げた。