セイカトリニティ（1998年生、母セイカテレサ）
Seika Trinity
1998.04.16
セイカトリニティ（1998年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナリタタイシン（当時8歳）と交配したセイカテレサが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）シンユウファーム。戦績は、中央平地24戦1勝、地方20戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は2000年の3歳未勝利。
経歴
デビュー前
前田禎厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2000年）
8月20日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は452kg。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。
9月3日、中1週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、5着に終わった。
10月7日、中4週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮し、4着に入った。
10月29日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のウイズカーリッジに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。
11月19日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳500万下の赤松賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手に欠いて13着に終わった。
3歳（2001年）
2月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳500万下のカトレア賞（東京ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で村田一誠騎手（3戦1勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。
2月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下のきんせんか賞（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村田一誠騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。
3月10日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村田一誠騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。
4月8日、中3週で迎えた9戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の桜草特別（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって10着に終わった。
4月28日、中2週で迎えた10戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のひめさゆり賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。
5月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。
6月2日、中2週で迎えた12戦目は、3歳500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（7戦1勝）。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。
12月23日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。
4歳（2002年）
1月20日、中3週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（8戦1勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。
2月9日、中2週で迎えた15戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。
3月10日、中3週で迎えた16戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。
6月16日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、井西泰政騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。
7月14日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で井西泰政騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。
7月27日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で井西泰政騎手（2戦0勝）。18頭立ての18番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず14着に終わった。
8月12日、中1週で迎えた20戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、オーガストスター賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。
9月8日、中3週で迎えた21戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で大外18番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後はバタバタになってしまい18着に終わった。
10月13日、中4週で迎えた22戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。
11月2日、中2週で迎えた23戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。
11月17日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は坂井千明騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。
12月21日、中4週で迎えた25戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で坂井千明騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。
5歳（2003年）
4月12日、約3か月半の休養明けで迎えた26戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月19日、連闘で迎えた27戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のバイカルフォンテンに4馬身の差をつけて久々に勝利を挙げた。
5月3日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリオンザプリンスから1馬身差の2着に敗北した。
5月18日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオーサムカマーから3馬身差の2着に敗北した。
5月25日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のコマガタイナリに6馬身の差をつけて3勝目を獲得した。
6月2日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミフジシーワンから1馬身半差の2着に敗北した。
6月14日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のライデンスペシャルに4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。
6月29日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイワノガリバーに2馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。
7月7日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
8月3日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた35戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。
8月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。
8月30日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったアズーロから半馬身差の2着となった。
9月14日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月27日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた39戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。
10月25日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた40戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノスピードに4馬身の差をつけて勝利をモノにする
11月8日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月24日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月31日、中4週で迎えた43戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は菅原雅文騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。7着に終わった。
6歳（2004年）
1月11日、中1週で迎えた44戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。