アイディールユー（1994年生、母フォルトーナ）

アイディールユー（1994年2月21日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアサティス（当時9歳）と交配したフォルトーナが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方25戦5勝2着4回。主な勝ち鞍は1996年のサラブレッド3才牝馬賞。

経歴

デビュー前

松原正文厩舎（新潟）へ入厩。

2歳（1996年）

5月18日、デビュー戦は五十嵐剛紹騎手を鞍上に据えて、馬体重は408kg。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスノーエレガンスから3/4馬身差の2着となった。

5月27日、連闘で迎えた2戦目は、3歳A1（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳A（新潟(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐剛紹騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳B（新潟(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐剛紹騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のショウワハッピーに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月19日、中1週で迎えた5戦目は、阿部正義騎手を鞍上に迎えて、9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月25日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、2歳戦のサラブレッド3才牝馬賞（新潟(地)ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は五十嵐剛紹騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のショウワハッピーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A（新潟(地)ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐剛紹騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月22日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のペガサス賞（新潟(地)ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A1（三条ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A1（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳A1（三条ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部正義騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスズプレイリーに5馬身の差をつけて制した。

11月23日、中1週で迎えた12戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の新潟ジュニアカップ（新潟(地)ダート1700m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3歳（1997年）

1月7日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、田村真来騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（中山ダート1200m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

2月2日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村真来騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

2月22日、中2週で迎えた15戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、平均的なペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に終わった。

3月23日、中3週で迎えた16戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は田村真来騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

5月2日、中5週で迎えた17戦目は、3歳戦の薫風特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルゼンショーリから4馬身差の2着に敗北した。

5月25日、中2週で迎えた18戦目は、3歳戦の松浜特別（新潟(地)ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部正義騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた19戦目は、4歳A2（新潟(地)ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部正義騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスノーエレガンスから1馬身差の2着となった。

6月30日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部正義騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた21戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は熊木良介騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般B2イ（三条ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部正義騎手（9戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月19日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、4歳A2（上山ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノライデンに5馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月9日、中2週で迎えた24戦目は、水戸賢二騎手を鞍上に迎えて、4歳A1（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトキノハクオーに3/4馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

9月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で水戸賢二騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた26戦目は、山中初騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（上山ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキノハクオーから2馬身差の2着となった。

10月20日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月30日、中5週で迎えた28戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は水戸賢二騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1998年）

9月8日、約9か月半の休み明けで迎えた29戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で水戸賢二騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。