スリーネイチャー（2009年生、母スリーネーション）

スリーネイチャー（2009年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋自然」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスズカマンボ（当時8歳）と交配したスリーネーションが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡野牧場。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、地方6戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の4歳以上B2。

経歴

デビュー前

湯窪幸雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

3月3日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

3月17日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1400m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したココロチラリに3/4馬身届かず2着に敗北した。

4月14日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月5日、中2週で迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

7月22日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は水口優也騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（4戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月17日、中8週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したハジメリューオーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた9戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったアドマイヤシャドウに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

11月22日、中2週で迎えた10戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のびわ賞（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のガラアフェアーに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月13日、中2週で迎えた11戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったコウエイリョウマに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、中2週で迎えた12戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のシルクライジングに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

4歳（2013年）

3月14日、中9週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るイチドラゴンを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月27日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた14戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は水口優也騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

6月9日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（6戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

11月23日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、3歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（7戦0勝）。18頭立ての17番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く16着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で水口優也騎手（8戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

5歳（2014年）

1月26日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で水口優也騎手（9戦0勝）。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で水口優也騎手（10戦0勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で水口優也騎手（11戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた22戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。