ミヤシンボーラー（2009年生、母リバイバルガール）

ミヤシンボーラー（2009年2月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「地名より＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時8歳）と交配したリバイバルガールが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方30戦3勝2着4回。2011年の園田プリンセスカップ(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

原口次夫厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2011年）

7月22日、デビュー戦は戸部尚実騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は446kg。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のグレンダウザーをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

8月29日、中4週で迎えた2戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったマザーフェアリーに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

10月6日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の福島浩之・小林美菜☆結婚記念（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた6戦目は、2歳S3のローレル賞（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

12月9日、中3週で迎えた7戦目は、2歳（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（3戦1勝）。6頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

3歳（2012年）

1月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

1月16日、中0週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた9戦目は、3歳戦の丹頂鶴特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の白鳥特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。5頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のはやぶさ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた12戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の大介&良子結婚4周年記念（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい5着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦の駒鳥特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4月9日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のうぐいす特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く4着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の若鷲特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今井貴大騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のかるがも特別（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今井貴大騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で今井貴大騎手（9戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

6月18日、中0週で迎えた19戦目は、3歳戦のトータリービジョン導入記念（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で今井貴大騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下の御在所特別（中京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は8戦連続で今井貴大騎手（11戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた21戦目は、3歳戦のカッコウ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今井貴大騎手（12戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、サカジロスイセイに交わされて6馬身差の2着となった。

8月6日、中2週で迎えた22戦目は、3歳戦のコノハズク特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で今井貴大騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた23戦目は、3歳戦のカワセミ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で今井貴大騎手（14戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた24戦目は、3歳戦の雷鳥特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したジツリキネオを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた25戦目は、3歳戦の吉田稔北海道育成牧場開業記念（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた26戦目は、3歳戦のキツツキ特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた27戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のコトブキハレスガタに1馬身半の差をつけて制した。

11月16日、中1週で迎えた28戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、頑張ろう日本頑張ろう畑中孝文（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたロマンティックベイ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

11月29日、中1週で迎えた29戦目は、一般C10（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキングタキシードに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2013年）

1月18日、中6週で迎えた30戦目は、万松寺通特別（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（15戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

2月7日、中2週で迎えた31戦目は、ふきのとう賞（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（16戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。