アイスピック（1996年生、母エイダイジョオー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、東振牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

3歳（1999年）

4月10日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

4月24日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

9月18日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい13着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた4戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に敗れた。

10月23日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた6戦目は、3歳戦のマルチパルス特別（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

4歳（2000年）

6月12日、約7か月半の休み明けで迎えた7戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C6ロ（上山ダート1250m 曇/重）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた8戦目は、一般C6（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月26日、中8週で迎えた9戦目は、椎葉智昭騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で椎葉智昭騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウタケルオーに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月15日、連闘で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で椎葉智昭騎手（2戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のビワユキナガに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月24日、連闘で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で椎葉智昭騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のキンポーロマンに5馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。

11月3日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で椎葉智昭騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で椎葉智昭騎手（5戦3勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5歳（2001年）

2月8日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は椎葉智昭騎手（6戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月28日、連闘で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は椎葉智昭騎手（7戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で椎葉智昭騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルカヴァリエに1馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

4月8日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で椎葉智昭騎手（9戦4勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で椎葉智昭騎手（10戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったビワストームから3馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で椎葉智昭騎手（11戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトーシンタイムリーに7馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7月15日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で椎葉智昭騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のユートマイセンに6馬身の差をつけて6勝目を挙げた。

8月11日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は椎葉智昭騎手（13戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月20日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で椎葉智昭騎手（14戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホーザンマークに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で椎葉智昭騎手（15戦6勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月24日、中6週で迎えた28戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で椎葉智昭騎手（16戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマックスパレスに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月21日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた29戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で椎葉智昭騎手（17戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月17日、中3週で馬体重を前走から22kg絞って迎えた30戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、一般C3九（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブリスベンユーに1馬身の差をつけて9勝目を手にした。

6歳（2002年）

1月15日、中3週で迎えた31戦目は、金原学騎手を鞍上に迎えて、一般C3七イ（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、マキバサポートに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

2月4日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3七ア（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金原学騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エイトドラゴンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中3週で迎えた33戦目は、一般C3十（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。