メールファンタジア（2018年生、母クイーンオブヘブン）

メールファンタジア（2018年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のホールウォーカー（当時15歳）と交配したクイーンオブヘブンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者はストロベリーフィールドファーム株式会社。主な勝ち鞍は2021年の3歳。

経歴

デビュー前

薮口一麻厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2020年）

11月27日、デビュー戦は森泰斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のドリームチャレンジ（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。馬体重は520kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず3着に敗れた。

3歳（2021年）

5月14日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったオッティモに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月4日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。前に出て、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のリリーエンプレスをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月22日、中2週で迎えた5戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く粘り続けて、最後は2着のフクサンモードに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

8月23日、中4週で迎えた6戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のファキュルテに5馬身の差をつけて優勝

5歳（2023年）

1月13日、約17か月の休み明けで迎えた7戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、吉見いちご賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた8戦目は、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和博騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。