トーホウビート（2009年生、母プリンセスアスカ）

トーホウビート（2009年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ビート」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時20歳）と交配したプリンセスアスカが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）ビクトリーホースランチ。戦績は、中央平地5戦0勝、地方19戦6勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の一般C4。

経歴

デビュー前

本田優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

5月12日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。18頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

6月9日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

7月21日、中5週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての8番人気で大外18番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

9月29日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

10月30日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた6戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

4歳（2013年）

2月4日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた7戦目は、一般C23（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のヒシハリケーンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

2月20日、中1週で迎えた8戦目は、一般C12（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、抜け出したミサキマキバオーを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

3月6日、中1週で迎えた9戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柿原翔騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて4着に敗れた。

4月3日、中3週で迎えた10戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柿原翔騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のガーディアンケイコに1馬身半の差をつけて優勝

4月17日、中1週で迎えた11戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柿原翔騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた12戦目は、一般C15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柿原翔騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のラッシュパワーに6馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

5月8日、連闘で迎えた13戦目は、祝愛知県馬主協会50周年記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柿原翔騎手（7戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のハローザロックに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月7日、中3週で迎えた14戦目は、一般C7（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で柿原翔騎手（8戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメロンに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で柿原翔騎手（9戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、メイショウスリラーにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月19日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で柿原翔騎手（10戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい4着に敗れた。

8月7日、中2週で迎えた17戦目は、石井孝一・名古屋ロウリュウ賞（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で柿原翔騎手（11戦5勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた18戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

9月20日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（12戦5勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた20戦目は、中古バイクのバイキング名古屋杯（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（13戦5勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた21戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C5（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、サニークリスに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

11月1日、中1週で迎えた22戦目は、豊田市天野功子古希記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は柿原翔騎手（14戦5勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

11月29日、中3週で迎えた23戦目は、一般C4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸山真一騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のホウライブルーをハナ差振り切って優勝

12月26日、中3週で迎えた24戦目は、真由子22歳バースデー記念（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず10着に終わった。