ベストタイム（2011年生、母エンチャンティング）

ベストタイム（2011年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最高時計」。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時26歳）と交配したエンチャンティングが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星村田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方32戦0勝2着5回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北星村田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

3月8日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

4月13日、中4週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。

7月20日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

8月3日、中1週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

9月20日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

9月27日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた11戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月15日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、抜け出したチアフルミイチャンにハナ差届かず2着となった。

11月24日、連闘で迎えた13戦目は、はとむぎ杯（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

11月29日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

12月7日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（5戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月22日、連闘で迎えた17戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったクールアンジュに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

12月27日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2二十一（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したリキサンエルピーダにクビ差届かず2着に惜敗した。

4歳（2015年）

1月2日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ナイスクオリアに交わされて1馬身1/4差の2着に敗れた。

1月10日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月22日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、奥州商工会議所青年部杯（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

3月29日、連闘で馬体重を前走から5kg絞って迎えた22戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた23戦目は、フキノトウ（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（10戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高橋悠里騎手（11戦0勝）。6頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた27戦目は、グルージャ盛岡杯（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高橋悠里騎手（12戦0勝）。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高橋悠里騎手（13戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

5月16日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で高橋悠里騎手（14戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず3着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高橋悠里騎手（15戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6月6日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で高橋悠里騎手（16戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったトマトリコピンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗れた。

6月13日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高橋悠里騎手（17戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で高橋悠里騎手（18戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

6月27日、連闘で迎えた34戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた35戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

7月18日、連闘で迎えた36戦目は、東日本大震災復興祈念元気（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた37戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/不良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。