カネマサヴイウエー（1999年生、母アカツキガール）

カネマサヴイウエー（1999年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダイタクヘリオス（当時12歳）と交配したアカツキガールが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）門別牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方16戦6勝2着1回。2002年の時計台特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道9月市場サラブレッド2歳」と「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

9月11日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。馬体重は514kg。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミケンテンザンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2002年）

1月5日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の朱竹賞（東京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた3戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、5着を確保した。

3月2日、中3週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の黄梅賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた5戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

4月29日、中5週で迎えた6戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラエガオから半馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の北斗盃（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の旭山記念公園特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のエレガントキッスに1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

6月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳オープンの時計台特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のアルキバ特別（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月31日、中1週で迎えた12戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のリゲル特別（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルチダイヤに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月14日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

12月14日、約4か月の休み明けで迎えた14戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に敗れた。

4歳（2003年）

1月25日、中5週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた16戦目は、畑端省吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/不良）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

3月8日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた18戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はタレてしまい16着に終わった。

6月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、石井勝男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

8月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた20戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のスミノバクシンに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月20日、中3週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、初秋特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニンカレントに5馬身の差をつけて5勝目をマークした。

10月12日、中2週で迎えた22戦目は、少林山特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山侯彦騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた23戦目は、中央条件交流十三夜特別（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸山侯彦騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた24戦目は、秋風特別（高崎ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で丸山侯彦騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマニンカレントに約14馬身の大差をつけて6勝目を手に入れた。

11月24日、中3週で迎えた25戦目は、ノベンバー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山侯彦騎手（5戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2004年）

2月1日、中9週で馬体重を前走から21kg減らして迎えた26戦目は、渡良瀬特別（高崎ダート1900m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で丸山侯彦騎手（6戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。