ママママカロニ（2019年生、母カラダダイヤモンド）

ママママカロニ（2019年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時10歳）と交配したカラダダイヤモンドが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は清水牧場。2021年のゴールドジュニア(地方重賞)に勝利した他、2021年のゴールドジュニア(S3)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、清水牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、Y.Y.BloodStockによって517万円で落札された。

森下淳平厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2021年）

6月11日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は429kg。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のラインブレイカーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月5日、中7週で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュスター特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコーミズアムールに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月20日、中6週で迎えた3戦目は、2歳S3のゴールドジュニア（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコパノミッキーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月13日、中2週で迎えた4戦目は、2歳S2の鎌倉記念（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったシルトプレに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月17日、中4週で迎えた5戦目は、2歳S1のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3歳（2022年）

5月23日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳オープンの優駿スプリントトライアル（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で矢野貴之騎手（5戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

4歳（2023年）

1月26日、約8か月半の休養明けで迎えた7戦目は、’23ウインタースプリント（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で矢野貴之騎手（6戦3勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

3月10日、中5週で迎えた8戦目は、朧月賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で矢野貴之騎手（7戦3勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。