ピカソ（2000年生、母テンイチテンコー）

Picasso

2000.04.18

ピカソ（2000年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のダミスター（当時18歳）と交配したテンイチテンコーが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は高岸 順一。戦績は、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高岸節雄から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、高岸節雄から「北海道11月市場サラブレッド1歳」に上場され、レースホース渡辺によって325.5万円で落札された。

渡部茂夫厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2003年）

2月11日、デビュー戦は椎名廣明騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

4月18日、中8週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサンキョウロドリゴに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月21日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

7月21日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。