ビッグジョージ（1990年生、母ラブリロング）

経歴

デビュー前

中尾正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1992年）

7月19日、デビュー戦は山本康二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 雨/不良）に出走。鞍上は山本康二騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るシンコトブキを驚異的な末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

9月6日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、2歳G3の小倉3歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

10月24日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本康二騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた6戦目は、3歳500万下のもちの木賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で山本康二騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったエイシンオーシャンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

11月29日、中2週で迎えた7戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったカネアサジに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

12月12日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのシクラメンステークス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本康二騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳500万下のさざんか賞（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（6戦1勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

3歳（1993年）

1月24日、中3週で迎えた10戦目は、松本達也騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた11戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヴァンダムシチーに2馬身の差をつけて順当に勝利した。

3月7日、中3週で迎えた12戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のアーリントンカップ（阪神芝1600m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳オープンの菜の花ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4月17日、中2週で迎えた14戦目は、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

7月17日、約3か月の休養明けで迎えた15戦目は、樋口弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の西日本スポーツ杯（小倉芝1800m 曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上900万下の天草特別（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本康二騎手（7戦1勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上900万下のTVQ杯（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（8戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた18戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の西海賞（小倉芝1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

9月25日、中3週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本康二騎手（9戦1勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた20戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

11月20日、中4週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は樋口弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で樋口弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山本康二騎手（10戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月19日、連闘で迎えた24戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の夙川特別（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

4歳（1994年）

1月29日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた26戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた27戦目は、障害5歳以上未勝利（中京障害芝2800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村卓士騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。