メジロファルコン（1994年生、母メジロフルマー）

メジロファルコン（1994年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時6歳）と交配したメジロフルマーが11歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）メジロ牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回、地方36戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の一般C1ロ。

経歴

デビュー前

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1996年）

12月8日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は474kg。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

3歳（1997年）

1月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったトウジンデンセツに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

1月26日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

6月15日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた6戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったホリークラウンに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

10月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に敗れた。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、田村真来騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

12月29日、中8週で迎えた11戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1998年）

1月14日、中1週で迎えた12戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイコーブルボンから1馬身半差の2着に敗北した。

1月25日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールセイコーに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月22日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1イ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた15戦目は、早春特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高木健騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた16戦目は、恵那特別（笠松ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で高木健騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高木健騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

6月8日、中5週で迎えた18戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高木健騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で高木健騎手（8戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた20戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は高木健騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高木健騎手（10戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2ト（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高木健騎手（11戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2チ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木健騎手（12戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、エンペラーキャップにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月18日、中2週で迎えた25戦目は、一般C2チ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高木健騎手（13戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、抜け出したモーメントハーバーに半馬身届かず2着に敗北した。

5歳（1999年）

1月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2チ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高木健騎手（14戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2リ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高木健騎手（15戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイコーキャップに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

1月24日、中0週で迎えた28戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で高木健騎手（16戦2勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた29戦目は、吉田一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

2月25日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田一騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず10着に敗れた。

4月7日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田一騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田一騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田一騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田一騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田一騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のハイフレンドアリスに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

7月12日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田一騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた38戦目は、一般C2イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で吉田一騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田一騎手（10戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

9月14日、中4週で迎えた40戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田一騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた41戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田一騎手（12戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で吉田一騎手（13戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

11月10日、中3週で迎えた43戦目は、小森勝政騎手を鞍上に迎えて、一般C2チ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた44戦目は、一般C2チ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小森勝政騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

12月17日、中2週で迎えた45戦目は、一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小森勝政騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

6歳（2000年）

1月1日、中1週で迎えた46戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったマルタカワイティーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。