マッキーエクセル（1999年生、母エイシンキャピタル）

マッキーエクセル（1999年5月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデュラブ（当時17歳）と交配したエイシンキャピタルが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）小田牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方22戦5勝2着7回。2002年の園田ダービー(地方重賞)で2着に入った他、2002年ののじぎく賞(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小田牧場から「北海道11月市場サラブレッド2歳」に上場され、薪浦亨によって262.5万円で落札された。

保利照美厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2001年）

6月14日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 雨/不良）に出走。馬体重は431kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトレッドに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

7月25日、中5週で迎えた2戦目は、平松徳彦騎手を鞍上に迎えて、2歳F1（姫路ダート800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクザンフィールドから約10馬身差の2着に敗北した。

8月22日、中3週で迎えた3戦目は、尾林幸二騎手を鞍上に迎えて、2歳T1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のタッカアーミジャーに1馬身の差をつけて2勝目をマークした。

9月26日、中4週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のプラスミック賞（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のプリンスリートロフィー（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったセトノウルトラから1馬身3/4差の2着に敗北した。

11月28日、中3週で迎えた7戦目は、2歳G3の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた8戦目は、2歳T1（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（5戦1勝）。5頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（6戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に終わった。

3歳（2002年）

2月6日、中4週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（7戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトゥインチアズから7馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中1週で迎えた11戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマッキーマイケルからクビ差の2着に惜敗した。

3月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のデイリースポーツ社賞（姫路ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のクインキャストをクビ差制して勝利を手中に収めた。

4月10日、中3週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の園田ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（9戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセトノウルトラを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

5月1日、中2週で迎えた14戦目は、3歳G3の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（10戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

5月29日、中3週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたクインキャスト決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

7月10日、中5週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で岩田康誠騎手（12戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月7日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、大阪スポーツ賞（園田ダート1700m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で岩田康誠騎手（13戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイエフビクトリーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

9月8日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、3歳以上1600万下の涼秋ステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岩田康誠騎手（14戦2勝）。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

10月9日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた19戦目は、牝馬限定戦の兵庫クイーンカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は赤木高太郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のデュアルライフを半馬身振り切って優勝

10月23日、中1週で迎えた20戦目は、地方重賞の姫山菊花賞（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（15戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月28日、中4週で迎えた21戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は平松徳彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた22戦目は、サンテレビ賞（園田ダート1870m 曇/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（16戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2003年）

1月14日、中2週で迎えた23戦目は、近畿畜産特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（17戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマッキーローレルを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。