ソブリンスルー（1993年生、母Port St. Mary）

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

12月2日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミスワキジャパンを途轍もない末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（1996年）

10月27日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

4歳（1997年）

9月14日、約10か月半の休養明けで迎えた3戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では全く伸びず14着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた5戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた6戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、6着を確保した。

5歳（1998年）

9月19日、約10か月半の休み明けで迎えた7戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の飯盛山特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた9戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 雨/不良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の須賀川特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたラヴリーエブロス決め手に屈してハナ差の2着となった。

12月5日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したロッキーバッハにハナ差届かず2着となった。

12月20日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林淳一騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

6歳（1999年）

1月9日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

5月8日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた15戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、きっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のニッポーストーンに1馬身半の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

6月19日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月29日、中7週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の新発田特別（新潟芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈の敢闘精神で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のスプリングブルックをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月19日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の内房特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったリアルノーマジーンに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

10月2日、中1週で迎えた20戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の五色沼特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下の福島中央テレビ杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のニシオセーラムに1馬身1/4の差をつけて優勝

11月13日、中3週で迎えた22戦目は、4歳以上1600万下の奥多摩ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は武幸四郎騎手（1戦1勝）。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

12月5日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の仲冬ステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は大西直宏騎手（2戦1勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では天性の負けじ魂を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

7歳（2000年）

6月11日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた24戦目は、5歳以上1600万下の麦秋ステークス（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（3戦1勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

7月1日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の文月ステークス（阪神芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は武幸四郎騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた26戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下の漁火ステークス（函館芝1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月12日、中3週で迎えた27戦目は、サマースプリントステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は大西直宏騎手（4戦1勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のBSN賞（中山ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大西直宏騎手（5戦1勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

8歳（2001年）

1月14日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた29戦目は、4歳以上1600万下のジャニュアリーステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大西直宏騎手（6戦1勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた30戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のテレビ山梨杯（東京芝1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、勝ったジョンカラノテガミにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

3月4日、中3週で迎えた31戦目は、4歳以上1600万下のアクアマリンステークス（中山芝1600m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた32戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1600万下の桶狭間ステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた33戦目は、4歳以上1600万下の船橋ステークス（中山芝1200m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月8日、中1週で迎えた34戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下の卯月ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上1600万下の薫風ステークス（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山義行騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

12月2日、約7か月半の休み明けで迎えた36戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1600万下の市川ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず15着に終わった。

12月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、3歳以上1000万下の仲冬特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

9歳（2002年）

1月7日、中2週で迎えた38戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の室町特別（京都芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

1月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したロクコーピロウイナにアタマ差届かず2着となった。

2月3日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた40戦目は、4歳以上1000万下の火の山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。