ジョウショーパワー（1999年生、母ハーバークリーク）

ジョウショーパワー（1999年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時7歳）と交配したハーバークリークが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ヤナガワ牧場。戦績は、地方27戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2003年の初夢特別(A2)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヤナガワ牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

岡田利一厩舎（西脇）へ入厩。

3歳（2002年）

3月12日、デビュー戦は松浦政宏騎手を鞍上に据えて、3歳F4（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は445kg。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッコーウイニングから4馬身差の2着に敗北した。

4月3日、中2週で迎えた2戦目は、3歳F5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴーゴーアクトレスに約11馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

4月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳F3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイケノグレートに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月29日、中4週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C8（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のグレイトキングダムをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

6月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C5（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンポーロを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

6月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦の鉢伏山特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松浦政宏騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の甲山特別（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松浦政宏騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の神鍋山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパープルタンゴを捕まえ切れず、3馬身差の2着となった。

9月11日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦の摩耶山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた10戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の笠形山特別（園田ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

11月6日、中5週で迎えた11戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3（姫路ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハッコースポットを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

11月19日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、ニッカン菊園特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた13戦目は、かすみ松葉ガニ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハッタチトセオーに2馬身半の差をつけて4勝目を収める

12月23日、中2週で迎えた14戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3（園田ダート1700m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2003年）

1月2日、中0週で迎えた15戦目は、初夢特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリネンカスケードに1馬身3/4の差をつけて5勝目を奪取した。

1月23日、中2週で迎えた16戦目は、サンライズ淡路特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したセイウンエルプラドを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

2月20日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上A2（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（7戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアイファージェードにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月7日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上A1（姫路ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（8戦3勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

5月5日、中7週で迎えた19戦目は、青山裕一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた20戦目は、丹波茶特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松浦政宏騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

10月28日、約5か月の休み明けで迎えた21戦目は、大山寿文騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A2-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月11日、中1週で迎えた22戦目は、近江しゃも特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山寿文騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

5歳（2004年）

2月17日、約3か月半の休養明けで迎えた23戦目は、平原透雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A3-2（園田ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上A3（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は大山寿文騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

3月12日、中0週で迎えた25戦目は、ひめじ広峰特別（姫路ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は平原透雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に終わった。

9月24日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた26戦目は、さんだ”有馬富士”特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は大山寿文騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバテてしまい12着に終わった。

10月7日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた27戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず12着に終わった。