シャンテヴィーヴァ（2013年生、母ヴィーヴァヴォドカ）

シャンテヴィーヴァ（2013年2月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「歌う（仏）＋万歳（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のドリームジャーニー（当時9歳）と交配したヴィーヴァヴォドカが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は（有）社台コーポレーション白老ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方18戦4勝2着1回。主な勝ち鞍は2017年の南昌山賞(一般C1)。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額2,000万円（50万×40口）で一口馬主が募集された。

勢司和浩厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2016年）

4月10日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は462kg。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

8月20日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月3日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

10月30日、中7週で迎えた4戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた5戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2五（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のルフレドパシオンに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月11日、連闘で迎えた7戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

4歳（2017年）

1月3日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

1月8日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のモズジュピターに3馬身の差をつけて制した。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、初桜賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のヴォレグラースを3/4馬身振り切って3勝目を手にした。

4月2日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた12戦目は、岩谷堂羊羹賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（4戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた13戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、衣川北舘桜賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

5月6日、中2週で迎えた14戦目は、マリーゴールド賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた15戦目は、新緑賞（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

6月5日、中1週で迎えた16戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、シルバーブライドル賞（盛岡芝1700m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた17戦目は、ロートホルン賞（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた18戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、ジュライカップ（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた19戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、ターフチャレンジ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、ゴールドミライに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた20戦目は、南昌山賞（盛岡芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のノリノリハッピーをハナ差振り切って4勝目を収める

8月15日、中1週で迎えた21戦目は、新食感!岩手・盛岡純米めん賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。