メイプルクイーン（2003年生、母エールノーザン）

メイプルクイーン（2003年5月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女王」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時7歳）と交配したエールノーザンが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）本桐牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方15戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2006年の一般D3-2。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

2月25日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

6月24日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

7月9日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

8月9日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた4戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般D3-4（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた5戦目は、一般D3-3（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウチブライアンからアタマ差の2着となった。

9月5日、中1週で迎えた6戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスプレンダアスルガから1馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中1週で迎えた7戦目は、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のモエギノダンサーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルカピタンからアタマ差の2着に惜敗した。

10月26日、中1週で迎えた9戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた10戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

4歳（2007年）

1月1日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

1月11日、中0週で迎えた12戦目は、村井裕章騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井裕章騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリキアイコンドルを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

2月6日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上D3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村井裕章騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月14日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上D2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で村井裕章騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

3月13日、中3週で迎えた16戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に終わった。

7月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた17戦目は、小野望騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた18戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。