ハリーバリパーティ（2011年生、母コアレスグレイス）

ハリーバリパーティ（2011年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のダイタクリーヴァ（当時14歳）と交配したコアレスグレイスが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小河豊水。戦績は、地方35戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2015年のエルタニン特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小河豊水から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、Y.Y.BloodStockによって189万円で落札された。

森下淳平厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2013年）

7月29日、デビュー戦は左海誠二騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は459kg。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

3歳（2014年）

1月23日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエイコースナイパーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

2月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

3月14日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るドナルトソンをクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

4月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のフォーチュネイトアネモネ特別（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

6月5日、中8週で迎えた7戦目は、3歳戦の若竹賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦のはまなす特別（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

4歳（2015年）

2月2日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

2月23日、中2週で迎えた10戦目は、春時雨賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（6戦1勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたメイデイ決め手に屈してクビ差の2着となった。

5月18日、中8週で迎えた12戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（7戦1勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2五六七（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（8戦1勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマサノオーザに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月25日、中2週で迎えた14戦目は、エルタニン特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（9戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて楽々と抜け出し、最後は2着のパワーピッチングに3馬身の差をつけて制した。

8月13日、中6週で迎えた15戦目は、一般C1六七八（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1六七八（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で左海誠二騎手（11戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったケイズイーグルに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月18日、中2週で迎えた17戦目は、中央区特別（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で左海誠二騎手（12戦3勝）。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に敗れた。

10月14日、中3週で迎えた18戦目は、グリーンチャンネル開局20周年記念（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で左海誠二騎手（13戦3勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

5歳（2016年）

1月15日、約3か月の休養明けで迎えた19戦目は、雪晴特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で左海誠二騎手（14戦3勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に敗れた。

2月8日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2三四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に敗れた。

2月26日、中2週で迎えた21戦目は、若鮎特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（15戦3勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2四五六（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（16戦3勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（17戦3勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（18戦3勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

6月9日、中6週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、花菖蒲特別（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

6月22日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた26戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、ビヤパーティーAiba浦河特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた27戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、つぼ八特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた28戦目は、登別閻魔やきそば1周年特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた29戦目は、AIR-G’MOXY特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

8月31日、中3週で迎えた30戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、北海道馬主会日高馬主振興会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた31戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の旭岳賞（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた32戦目は、黒沢愛斗騎手を鞍上に迎えて、北海道日高装蹄師会特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

10月11日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、北海道競馬記者クラブ特別（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた34戦目は、ノヴェリスト・プレミアム（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた35戦目は、冬桜特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に終わった。