ヒシカツ（2005年生、母ヒシレーザー）

ヒシカツ（2005年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勝つ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のショウナンカンプ（当時7歳）と交配したヒシレーザーが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地3戦0勝、地方55戦12勝2着3回。主な勝ち鞍は2009年のきたかみコロッケレース(一般B2八)。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

11月18日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では見せ場を作れず15着に終わった。

12月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では末脚が振るわず18着に終わった。

3歳（2008年）

5月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

7月5日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアカテブクロに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヤマニンアイレに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2009年）

4月13日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた6戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウェルスビューロウを捕まえ切れず、2馬身半差の2着となった。

4月20日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のジョイフルモンジを3/4馬身振り切って断然の支持に応えた。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のケージーシルキーに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

6月6日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた10戦目は、一般C1十（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のダンストンルージュに2馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

7月6日、中3週で迎えた11戦目は、奥州水沢夏まつりレース（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサラマンドネクサスに1馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

7月19日、中1週で迎えた12戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C1一（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた13戦目は、新山根温泉べっぴんの湯レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1一（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（7戦4勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミルウイニングに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月14日、中3週で迎えた15戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、夏油賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず12着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた16戦目は、きたかみコロッケレース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（8戦4勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のグリフィンアイズをクビ差振り切って7勝目を挙げた。

10月3日、中1週で迎えた17戦目は、仲秋賞（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は南郷家全騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた18戦目は、永遠の日本のふるさと遠野レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、センタージールにクビ差交わされて2着となった。

5歳（2010年）

3月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた19戦目は、早見多加志騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2九（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で早見多加志騎手（1戦0勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2十十一（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で早見多加志騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず14着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で早見多加志騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で早見多加志騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で早見多加志騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた25戦目は、上田健人騎手を鞍上に迎えて、一般C2十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2十十一（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上田健人騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上田健人騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2十十一（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上田健人騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり14着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2十十一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で上田健人騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた30戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で上田健人騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2九十（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で上田健人騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた32戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた33戦目は、TOKYO MX賞（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた35戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤洋一騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた36戦目は、一般C2十一十二（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤洋一騎手（4戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2十六十七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安藤洋一騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に終わった。

6歳（2011年）

2月3日、中4週で迎えた38戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤洋一騎手（6戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月8日、中4週で迎えた39戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は上田健人騎手（7戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

4月20日、中5週で迎えた40戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で上田健人騎手（8戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず16着に終わった。

5月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた41戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で上田健人騎手（9戦0勝）。15頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた42戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で上田健人騎手（10戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた43戦目は、一般C3七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で上田健人騎手（11戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた44戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で上田健人騎手（12戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた45戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で上田健人騎手（13戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた46戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、一般C2二十（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のゴールデンクロウを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

8月14日、連闘で迎えた47戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のミュウテイションに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

8月20日、連闘で迎えた48戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のケイタッチに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月3日、中1週で迎えた49戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

9月11日、連闘で迎えた50戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦2勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた51戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のコスモエスカリエを半馬身振り切って勝利数を11に伸ばす

10月17日、中1週で迎えた52戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

10月23日、連闘で迎えた53戦目は、キリンフリー賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で阿部英俊騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた54戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で阿部英俊騎手（7戦3勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一寸刻みに前との差を詰めて、最後は2着のマツリダマンマをアタマ差振り切って雨中の戦いを制した。

11月20日、中1週で迎えた55戦目は、一般C1八（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で阿部英俊騎手（8戦4勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた56戦目は、一般C1七（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で阿部英俊騎手（9戦4勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた57戦目は、一般C1八（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で阿部英俊騎手（10戦4勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

7歳（2012年）

1月8日、中2週で迎えた58戦目は、水沢から全国へありがとうカップ（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で阿部英俊騎手（11戦4勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。