アーミーナイフ（1994年生、母フラワーズレイ）

Army Knife

1994.05.16

アーミーナイフ（1994年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のオースミシャダイ（当時8歳）と交配したフラワーズレイが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方15戦6勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の一般D1。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,030万円（10.3万×100口）で一口馬主が募集された。

古賀一隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

4月19日、デビュー戦は水野貴広騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り 晴/重）に出走。馬体重は482kg。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月10日、中2週で迎えた2戦目は、玉井智光騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（新潟芝2000m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

5月18日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で玉井智光騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

4歳（1998年）

4月27日、約11か月半の休養明けで迎えた4戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のラガーキングダムに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月24日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、一般D2ハ（上山ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のベルデンに2馬身半の差をつけて優勝

6月1日、連闘で迎えた6戦目は、一般D2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた7戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般D2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のマイネルバッハに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月13日、中2週で迎えた8戦目は、一般D1ニ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で白谷正美騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のティプトンカラーに4馬身の差をつけて制した。

8月16日、中4週で迎えた9戦目は、一般D1（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は関本淳騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキブラックマンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月15日、中3週で迎えた10戦目は、庄内平野特別（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は白谷正美騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた11戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般D1ロ（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1999年）

4月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から5kg絞って迎えた13戦目は、一般C3イ（上山ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（5戦3勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードメモリに半馬身の差をつけて久々の実戦を制した。

4月20日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーワショウグンから1馬身差の2着に敗北した。

4月25日、連闘で迎えた15戦目は、渡邊一道騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウホーカイザーから3馬身差の2着となった。

5月9日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（7戦4勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月5日、中7週で迎えた17戦目は、一般C2ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（8戦4勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中5週で迎えた18戦目は、一般C2ロ（上山ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。