シモキタハート（2010年生、母プリンセスターフ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、大北牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、島崎圭三によって157.5万円で落札された。

山越光厩舎（浦和）へ入厩。

2歳（2012年）

7月18日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、2歳（浦和ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は468kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のミキノオトヒメに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月12日、中7週で迎えた2戦目は、2歳戦の新選特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の新星特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦のベイサイドアイドル特別（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のくまたか特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて11着に終わった。

3歳（2013年）

5月28日、約6か月半の休養明けで迎えた6戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

6月17日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で内田利雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着を確保した。

7月17日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦のサンダーソニア賞（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦の3歳C1（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、3着を確保した。

8月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

9月11日、中2週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のディアストライカーに4馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

10月9日、中3週で迎えた12戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、長谷特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定のハンデ戦のパンジー賞（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は的場文男騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、トップデュタンに交わされて6馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中3週で迎えた14戦目は、プラタナス特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（10戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

4歳（2014年）

5月1日、約5か月半の休養明けで迎えた15戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦のライラック賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月26日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（11戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったキョウエイセプターに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月16日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた17戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい9着に終わった。

7月14日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2四五（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（12戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の精神でジリジリと辛抱強く粘り込んで、最後は2着のサフランパートナーに1馬身の差をつけて3勝目を収める

8月5日、中2週で迎えた19戦目は、ハンデ戦の一般C2（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（13戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。