ヤサカフレッシュ（2002年生、母ライラハッピネス）

ヤサカフレッシュ（2002年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋新鮮な」。毛色は鹿毛。種牡馬のティッカネン（当時11歳）と交配したライラハッピネスが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は古海牧場。戦績は、中央平地14戦0勝2着2回、中央障害3戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

12月11日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

3歳（2005年）

1月10日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田照男騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

2月5日、中3週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

4月3日、中7週で迎えた5戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、ナムラビッグスターに半馬身交わされて2着となった。

4月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた8戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、リードを2馬身以上保って、緩いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

6月19日、中3週で迎えた9戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ゼウスワンダーにクビ差交わされて2着となった。

6月26日、連闘で迎えた10戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ユッタリとしたペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

8月7日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた13戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

4歳（2006年）

4月9日、約7か月の休養明けで迎えた14戦目は、穂苅寿彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝2600m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

6月3日、中7週で迎えた15戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 曇）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

7月22日、中6週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は穂苅寿彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったニシノヘブンズドアから2馬身半差の2着となった。

8月5日、中1週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で穂苅寿彦騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。