トーセンミウラ（2008年生、母アニマⅡ）

トーセンミウラ（2008年5月8日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋ランボルギーニ・ミウラより」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時8歳）と交配したアニマⅡが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方16戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2012年の飛騨川特別(一般C1イ)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、阿部雅一郎から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、島川隆哉によって1,680万円で落札された。

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2011年）

5月22日、デビュー戦は水口優也騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は510kg。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月26日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水口優也騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず15着に終わった。

7月16日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館芝2600m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で水口優也騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず16着に終わった。

8月4日、中2週で馬体重を前走から23kg絞って迎えた4戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の蒲郡政策形成研修成功祈願（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

9月8日、中2週で迎えた6戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったサンマルダンサーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

9月23日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のYU競馬ツアー笠松参戦記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の英明・瞳10月30日結婚記念杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で湯前良人騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

10月13日、連闘で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で湯前良人騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

4歳（2012年）

1月9日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、東海ラジオ大澤広樹アナ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で湯前良人騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C32（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で湯前良人騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた12戦目は、一般C31（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で湯前良人騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般C31（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で湯前良人騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したモンフォールにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で湯前良人騎手（8戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛追したが、勝ったブラザーダックマンに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

3月27日、中1週で迎えた15戦目は、大平有馬くん入学記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で湯前良人騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったダイナミックガードに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

4月4日、連闘で迎えた16戦目は、賛同会杯（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で湯前良人騎手（10戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のモンフォールに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月27日、中2週で迎えた17戦目は、青葉特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で湯前良人騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のボブリンを半馬身振り切って2勝目を収める

5月10日、中1週で迎えた18戦目は、小瀬賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で湯前良人騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のリンドドレイクをクビ差振り切って3勝目を収める

5月24日、中1週で迎えた19戦目は、飛騨川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で湯前良人騎手（13戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のムーンライトドレスに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。