スノーユニバンス(2016年生、母ラルーチェ)

Snow Yunibansu

2016.04.16

スノーユニバンス(2016年4月16日)は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「雪+冠名」。毛色は芦毛。種牡馬のルーラーシップ(当時9歳)と交配したラルーチェが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2020年の一般B7。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、亀井哲也によって3,672万円で落札された。

平田修厩舎(栗東)へ入厩。

2歳(2018年)

11月25日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬京都芝1800m 外回り 晴/良)に出走。馬体重は466kg。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利阪神芝2000m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手(1戦0勝)。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

3歳(2019年)

6月8日、約5か月半の休養明けで迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利阪神芝1600m 外回り 曇/稍重)に出走。18頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮戦したが、勝ったサトノファクトにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

7月6日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利中京芝1600m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手(1戦0勝)。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、抜け出したサドキンザンに3/4馬身届かず2着に敗北した。

8月3日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利小倉芝2000m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手(2戦0勝)。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

8月25日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利小倉芝1800m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手(3戦0勝)。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったフィオレドーロを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

8月31日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利小倉芝2000m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手(4戦0勝)。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

2019年9月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月29日、中7週で迎えた8戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のキツツキ特別名古屋ダート1400m 雨/重)に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4歳(2020年)

3月27日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた9戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般B8名古屋ダート1400m 雨/稍重)に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のカズアピアーニに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月8日、中1週で迎えた10戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般B5名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったデルマヴァンドームに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般B4名古屋ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手(1戦0勝)。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったライドに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月22日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた12戦目は、一般B4名古屋ダート1400m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手(2戦0勝)。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた13戦目は、一般B4名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手(3戦0勝)。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

8月20日、中1週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた14戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、金シャチJkオールスターズ名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月2日、中1週で迎えた15戦目は、一般B5名古屋ダート1600m 曇/重)に出走。鞍上は丸野勝虎騎手(4戦0勝)。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般B5名古屋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手(5戦0勝)。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月14日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、兼子千央騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR名古屋 第1戦名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般B7名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は丸野勝虎騎手(6戦0勝)。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るタマモアテネを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

11月9日、中0週で迎えた19戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、さそり座特別名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般B4名古屋ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は丸野勝虎騎手(7戦1勝)。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた21戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般B3名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

2021年5月20日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。