ヨシノカチボシ（2002年生、母スバルマドンナ）

ヨシノカチボシ（2002年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勝ち星」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイセイオペラ（当時8歳）と交配したスバルマドンナが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は酒井秀紀。戦績は、中央平地6戦0勝、地方11戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年のフレッシュゴールド。

経歴

デビュー前

錦見勇夫厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2004年）

8月11日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のミサキリマンドに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月8日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦1勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

10月29日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のゴールドウイング賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の岩屋堂特別（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた6戦目は、2歳500万下のあけび賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（5戦1勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

3歳（2005年）

1月9日、中5週で迎えた7戦目は、3歳500万下の福寿草特別（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（6戦1勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下のこぶし賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田稔騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下のつばき賞（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で吉田稔騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3月17日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の西尾城特別（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田稔騎手（9戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウライスズランから1馬身半差の2着に敗北した。

4月13日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のカンヒ桜特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で吉田稔騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のペアーネオをアタマ差制して2勝目をマークした。

4月24日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた12戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

10月6日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた13戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあおなみ線開通一周年記念（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のエンジュ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳オープンの週刊競馬ブック賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（11戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の野路菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヒルノキセキをクビ差振り切って3勝目を掴み取った。

12月6日、中2週で迎えた17戦目は、ゼラニュウム特別（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。