テンザンコロナ（1992年生、母テンザンタカネ）

経歴

デビュー前

2歳（1994年）

9月11日、デビュー戦は松永昌博騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（中京芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったサツキムスメに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

10月16日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、最後はメモリーナイトと並んで3着同着となった。

11月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で松永昌博騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永昌博騎手（4戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

3歳（1995年）

3月5日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、村山明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は松永昌博騎手（5戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（6戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（7戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた10戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 小雨/良）に50kgの軽斤量で出走。17頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 雨/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（8戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

6月24日、中2週で迎えた12戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は松永昌博騎手（9戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、勝ったロングワールドにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

7月30日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（10戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（11戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で松永昌博騎手（12戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

9月10日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永昌博騎手（13戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のプリンセスシラオキをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

9月23日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、牝馬限定3歳G3のサファイヤステークス（京都芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で松永昌博騎手（14戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、若干遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の堀川特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松永昌博騎手（15戦1勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい14着に終わった。

11月5日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で松永昌博騎手（16戦1勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では非凡な末脚を披露し、3着に入った。

11月25日、中2週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で松永昌博騎手（17戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したシェラムールを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月10日、中1週で迎えた22戦目は、小屋敷昭騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（18戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（1996年）

1月6日、中1週で迎えた24戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（19戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた25戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（20戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた26戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下の背振山特別（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永昌博騎手（21戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた27戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

4月14日、中7週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は松永昌博騎手（22戦1勝）。15頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松永昌博騎手（23戦1勝）。13頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた30戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松永昌博騎手（24戦1勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。